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カンネメエリア。[絶滅動物図鑑]

カンネメエリア
Kannemeyeria

カンネメエリアの画像
科名
カンネメエリア科
その他の名前
学名:[Kannemeyeria]
分類
哺乳類、単弓類、獣弓目、異歯亜目、ディキノドン下目
生息地(発見地)
南米(アルゼンチン)、アジア(中国、インド)、アフリカ(南アフリカ)
時代
三畳紀前期~三畳紀中期
全長
2~3m
体重
不明
食べ物
植物
解説
カンネメエリアの名前は「カンネマイヤー」という人名から名づけられた大型の哺乳類で生息時期は異なりますが同じく既に絶滅した哺乳類であるエステメノスクスなどと胴体部分は少し似ています。

カンネメエリアの頭部は骨でゴツゴツとした形の頑丈なものであったとされ、上記の画像でも分かる通り口からはみ出る程の二本の大きな牙を持っていましたが、この二本の牙以外には歯は持っていなかったようです。
また、この特徴的な頭部は40cmほどの大きさだったとされていますが眼窩や鼻孔などの骨に穴が空いた部分が大きいという特徴があり、この特徴が頭骨の軽量化に貢献していたようです。

牙を持っていますが主な食べ物は植物であったと言われており丈夫なくちばしで植物を引きちぎるなどして食べていたと考えられています。
短い足と大きな胴体から想像される通り、動きは鈍かったであろうと推測されています。