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ドレパナスピス。[絶滅動物図鑑]

ドレパナスピス
Drepanaspis

ドレパナスピスの画像
科名
ドレパナスピス科
その他の名前
学名:[Drepanaspis]
分類
魚類、異甲目、無顎綱、無顎口上綱、翼甲形亜綱
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ドイツ)
時代
デボン紀前期
全長
約30cm
体重
不明
食べ物
泥の中の小さな生物や有機物
解説
ドレパナスピスはデボン紀の海の底に生息していたとされる魚類で学名の意味は「かまのような甲羅」です。海底を泳ぎ回りながら泥の中に住む餌となる生物を探して捕食し生活していたと言われています。

ドレパナスピスの体は幅が広く平らで上記の画像を見ても分かる通り、非常に小さな目が頭部の側面近くの位置についていました。この左右に大きく離れた目は泥の中を這いまわりながら広い範囲を見るのに適してたとされています。
また、ドレパナスピスは無顎類に属する魚類である為、顎がなく、口の中に入れた餌はすくい上げるようにして食べていたと推測されています。

ドレパナスピスの体の前半の部分は硬い円盤のような非常にユニークな姿ですが、尾の部分は魚類である事を確信させるようなしっかりとした尾ビレが備わっていたと考えられています。