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ディメトロドン。[絶滅動物図鑑]

ディメトロドン
Dimetrodon

ディメトロドンの画像
科名
スフェナコドン科
その他の名前
学名:[Dimetrodon]
分類
爬虫類、単弓類、盤竜目、真盤竜亜目
生息地(発見地)
北アメリカ(アメリカ合衆国)、ヨーロッパ、ロシア
時代
2億8200万年前~2億5600万円前(ペルム紀前期)
全長
約50cm~350cm
体重
不明
食べ物
解説
ディメトロドンの名は「2種類の歯」という意味で名前の由来となっている鋭い歯よりも明らかに目立っている背中にある大きな帆のようなものは体温調節や仲間で見分ける為の目印などに用いられたと考えられています。
また、同時期に同じアメリカに生息していたエダフォサウルスなども同じような帆をもっていましたがディメトロドンとは別のグループの動物です。

ディメトロドンは背中に大きな帆を持っている為、太陽熱を他の冷血動物よりも早く集める事ができた事から朝の早い時間帯にまだ動きの鈍い動物たちを捕えて食べていたと言われています。
強力な顎と名前の由来である「2種類の歯」は動物を素早く噛み殺すという役目と咀嚼して消化しやすい形にして食べるという二つの役目を担っていたとされています。
また、耐水性の皮膚を持っていた事からペルム紀の乾燥した気候にも適応できたと推測されています。

ディメトロドンの化石はアメリカで1878年に初めて発見され、その後、ヨーロッパやロシアなどで様々なサイズの化石も見つかった事によって更に研究が進みました。