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アルケゴサウルス [絶滅動物図鑑]

アルケゴサウルス
Archegosaurus

アルケゴサウルスの画像
科名
アルケゴサウルス科
その他の名前
学名:[Archegosaurus]
分類
両生類、迷歯亜綱、分椎目、エリオプス上科
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ドイツ、チェコ)
時代
2億9900万年前-2億5300万年前(ペルム紀前期)
全長
約1.5m
体重
不明
食べ物
肉(魚肉)
アルケゴサウルスの画像2
解説
アルケゴサウルスは両生類に分類されていますが完全水生動物であり、体の様々な機能は両生類というより魚とかなり酷似した動物であったようです。学名であり、一般名でもあるアルケゴサウルスという名前はドイツの古生物学者であるゲオルグ・アウグスト・ゴールドファスによって名づけられ、和名では太祖竜(たいそりゅう)と呼ばれています。

アルケゴサウルスは名前にサウルス(トカゲの意)とある点や頭部がワニのような形状になっている事から一見すると爬虫類のようにも見えます。この全長の2割強にもおよぶ細長い頭部と口の中に並んだ多くの歯は魚を捕る事に適した形状であり、アルケゴサウルスは魚肉を食べていたと考えられています。また、幼い時はこの特徴的な細長い頭部はまだ形成されていなかったようで丸い頭部を持った幼生の化石が発見されています。